アンテナ22

オリジナル【鬼娘】

仙骨形成不全症』という病気で生まれつき両脚の無い女性の話。
コロラド州在住のローズマリー・シギンズさんという方。
生まれた時は、両脚があったが、骨が入っていなかったため、1歳の時に切断してしまったそうだ。身長は76cmしかないそうだ。
2本の腕で、一切の家事、育児をこなしている。現在は二児の母。
足が無いことから、下半身が無いように見えたが、ちゃんと子供を産めるような身体にはなっているんだね。この身体で2人の子供を産むなんて凄いよ。


生い立ちは…というと、学校でイジメに遭わないようにと、11歳までは、義足を付けて生活していたそうだが、肩からかけるタイプとかで、痛いから義足を付けたくないということを言ったそうだ。
あるスーパーマーケットに買いに行った時のこと、どこからか「最低なやつだ」という心無い声が。これは、自分の障害をネタにして、テレビに出ているからという理由かららしい。こんな障害持ってても必死で生きてるから取材に来てるんだろうが!最低なのはどっちだ!
しかし、同情や哀れみの目では見てほしくないそうだ。そりゃそうだな。俺も同じような境遇ならそんな目で見られたくはないしな。
今現在は、とても幸せだという。よほど彼女の周囲の環境や、対人関係、旦那も良い人なんだろうな。