ドコでモ空想科学

昨日のテーマは『金太郎の怪力』について。
熊に相撲で勝ったという金太郎ですが、他にも凄い武勇伝があります。
ある時、動物たちと山へ遊びに行ってみると、谷川の橋が流されていた。
そこで金太郎は近くに立っていた大木をメキメキ〜と押し倒して橋にしたそうです。
マサカリは一体何のために持っているんでしょうか?(笑)「それで切り倒せよ!」って感じですが(笑)


しかし、立っている木を押し倒すというのは凄い力です!
一昨年、2004年10月21日、豊田町で風速30m/hの風が吹いて、大きな木が倒れたことは記憶に新しいでしょう。
木の高さを10mとすると、およそ、4tの風圧が吹いたと考えられるそうです。
その時、風の力は地上6mくらいの位置にかかったわけです。
しかし、金太郎の身長では、地上1mくらいのところしか押すことができない!
これでは、テコの原理で、台風の約6倍の力が必要です。
すなわち24t!!
熊200頭分の力が必要!
恐ろしい怪力小僧です!


結論
日本人男子は大人になると、腕力が子供の頃の3倍になるそうです。
すなわち、坂田金時となった暁には、その力72t!!!
こんな家来を持って、源頼光は本当に幸せ者ですね。