生命遺産

オリジナル【伸び】

昨日放映していたものを撮ったビデオを今日見た。
最初の人が衝撃的だった。
ロッククライミングが趣味で、いつもは誰かにどこどこへ行くということを伝えて行くが、その日に限っては誰にも伝えずに山へ行ってしまったらしい。
その山で、少し低い谷に落ちて、上から落ちてきた岩と、谷の間に右腕が挟まれてしまい、6日間も身動きが取れない状態。岩は300kg、とても持ち上げることはできない。誰にも伝えていないため、救助も絶望的。
死を覚悟した時に、自分の未来の息子が会いに来て、生きる勇気を貰ったとか。
その後の行動が衝撃的だった。食料や水はすでに底をついていて、持っているのは小型ナイフのみ。これを使って、右手を切断して生き延びたとか。考えただけで痛くなるような話だが、小型ナイフで切断するなんて、凄い根性の持ち主だね。そこまでしてでも生きようとする人がいるのに、簡単に死ぬこと考えてる人がいるってのは、悲しいことだよね。
現在は、右手が義手にも関わらず、まだロッククライミングを続けているとか。


その他、脳死状態の母親の胎内で双子が育ち、生まれた時に母親の脳死が治ったという奇跡の話や、脳を銃弾が貫通して右脳が無い少年の話、全色盲の少年の話、両腕が切断され、比較的正常だった右手を左に移植した人の話。つまりは左腕なのに右手が付いているということ。全色盲の人は10万人に一人の割合だとか。
まだ半分見ただけなので、明日か明後日にでも続きを見よう。
2005/9/25追記
残りの半分を見た。下半身が繋がって生まれてしまった双子の姉妹の話と、戦争の被弾によって腕を失ってしまったドイツの平和村の話。
腕を失った人たちには、画期的な治療法が行われた。その治療法とは、失った腕の部分の骨を2つに割り、筋肉を移植するというもの。これにより、3〜4週間程度で物をつかめるようになるとか。
下半身が繋がって生まれてしまった双子の姉妹は、昔あった、ベトちゃん、ドクちゃんと同じような症例。くっついたままだと、やはり栄養が片方にばかり供給され、片方は衰弱していってしまうらしい。分離手術によって、今は元気に暮らしている。11歳らしい。