60周年

オリジナル【妖精(姉)】

戦争終結60年企画で原爆のことをテレビで放映していたが、まさに地獄絵図とはこのことだろう。
一瞬前は何事もない日常なのに、一瞬後には、人が黒こげで倒れているというのはどういう感じだろうか。
迫り来る火の手から、娘を救えずに泣きながら逃げた人もいるらしい。仕方ないこととはいえ、その時の決断は断腸の思いだろう。その人はもう3年前に亡くなったらしいが…
原爆の温度は摂氏100万℃だとか。人間など一瞬で蒸発する温度だね。


今日妹に聞いた話だが、原爆で手をやられてしまった人に、黒い爪が生えてきたという人がいるらしい。しかもその黒い爪、血管が出来上がってしまったらしく、爪を切ると大量に出血するのだとか。爪に血管が出来るなんて有り得ない話だが、放射能で細胞が変質してしまったから血管が作り上げられたのだろうか?
出血するため、爪を切らずに伸ばし続けていたらしいが、10年くらい前に折れてしまったのだとか。その折れた爪は、原爆資料館にあるらしい。


なんにせよ、今この時代に生きて幸せだなぁと思う。